01:雨上がりの並木道

初SSですね！
こちらでお題お借りしました！

雨上がりの並木道　

01:雨上がりの並木道

02:相合い傘をさして

03:泥だらけのキミに

04:湿った土の薫りと

05:零れた滴は雨だった

 

追記にて本松で01
ちなみにミドカツがほんーーーーーーーーーのちょっとだけ混ざってますｗ見つけてくださいｗ

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01:雨上がりの並木道

雨が降り出したのは1時間前だった。
傘もささずにいる俺は変なのだろう、通りすがる人達は怪訝な顔をしてなお歩き続ける。
これからどこへ行こう、自宅へ帰る気にもなれない。
それにもうあいつの所へは戻れない、から。

ついさっきのことだった。
本多の家で軽い雑談をしていた。
今日はどこへも行かず、二人でいるって約束したのだ。
けどこいつは家に佐伯を呼びやがったんだ。
佐伯はすぐに帰ったが。
こんな事で嫉妬するなんて自分でもバカみたいだと思う。
そのまま、怒りに任せて家を飛び出した。

それからもう何時間になる？
普通は電話ぐらいかけるだろう。
・・・あぁ、携帯置きっぱなしだったんだ・・・。
とりあえずどこかコンビニにでも入ろう。
体がかなり冷えてきた・・・・。

コンビニに入ると、そこには数時間前に見た顔があった。

「・・・佐伯」
「へ・・・、あれ？松浦さん！」
「さんはいらない」
「あ・・・。松浦、さっき本多からメールが・・・」

佐伯はズボンのポケットに手を突っ込み携帯をとると、俺にそのメールを見せてきた。

"松浦が急にどっか行った。見つけたら連絡頼む!"

「･･･本多は何してるんだ？」
「なんか松浦の事探し回ってるみたいだったよ」
「え・・・。」

佐伯の話によると、メールが送られてきた直後電話がかかってきたらしい。
「本多・・・これじゃメールの意味ないだろ・・・」
「悪ぃ悪ぃ、とりあえずメールの通りだから、見つけたら電話してくれよな！俺探してくるから！」
佐伯曰くかなり焦ってたらしいが・・・

「・・・どうする？電話、かける？」
「ん・・・、いいや」
「そっか。本多は向こうの方探してるみたいだったから。」

礼を言おうと口を開いたとき、急に佐伯の持っていた携帯から音が鳴り響いた。

「ぅわっ！」

店内の数名がジロジロをこちらを見ていたので、佐伯は急いで音を消す。
メールだったらしく、軽く操作したあと佐伯がうっすらと微笑んだ。

「御堂さん・・・！」

「・・・佐伯？」
「あっ、ご、ごめん！何？」
「いや・・・、ありがとう」

そういってすぐに俺は佐伯が指した方向へ向かっていった。

 

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(；；゜；Д；゜；；；)

何このベタな展開
すぐ嫉妬しちゃうまつーらが好きです。
属性はヤンツンデレだと信じてます･･･orz

ちなみにノマはみどたんからメールをもらって喜んでるんです・・・よね？（ちょ
内容はみどたんに口止めされｔ（ｒｙ