｜ω・｀)｡oO（追記にエロ小説があるなんてとても言えない）

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＠一晩中ずっと

寒さが目立ってきた2月下旬、この部屋には上気した吐息と体がゆらゆらと蠢いていた。
快感に涙を滲ませている松浦は、すぐそこにいる本多の肩を弱々しく掴んだ。

「ふっ・・・ん、ほん・・・本多・・・ぁ」

普段よりハスキーで艶かしい声で名前を呼ばれた本多は、一総体積を増し
松浦を更なる快感の苦へと陥れた。
もう何度情事を行ったのか分からないくらい繋がっている部分は溶け合い、
互いにやめようとせずただただ本能だけに従った。

「松浦・・・っ」
「ん・・・っあぁあっ！！」

何回目かの精を吐きだし、松浦は気を失った。



「・・・・・・ん・・」

眩しい・・・。人工的な明かりに目が慣れなくて思わずぎゅっと瞑った。
のそりと起き上がるが、いつもは居る筈のあいつの姿が見えない。
とりあえずこの裸体をどうにかしようとベットから足を出し・・・

「うわっ！」

腰が痛み、下半身に力が入らず床に倒れこんだ。
痛みに耐え、壁を支えにして使い物にならない足をあげる。

「・・・・どこ行った、あいつ」

先ほどまでの情事を思い出し若干赤面した自分が恥ずかしくなり、つい独り言をつぶやいた。
服を着てゆっくりと寝室から出てリビングを除くと、本多が肘をついてテレビを見ているのが見えた。
まだ夜中なのに何をしているんだ、あいつは。

「あれ・・・松浦、起きたのか？」
「お前こそ、何で起きてるんだ？」

質問を質問で返すなよ、と本多は軽く笑い、つられて自分も笑った。
そんなやりとりに、なぜか涙が出そうになり思わず壁についていた手を離し、顔を塞いだ。
結構涙脆いのだろうか、俺は。
そんな様子を見ていた本多は、焦りながら腕に手をかけてきた。

「え、松浦？泣いてんのか？」
「違・・・・、・・・・痛っ！！」

腰が痛み、がくんと足が折れ本多の胸に倒れこんだ。

「おわっ、大丈夫か？松浦」
「お前のせいだろ・・・・」

弱々しい声で責任を押し付けると、本多はすかさず反論してきた。

「な・・・誘ってきたのはお前だろ！」
「だからといってここまでする必要があるか！受け入れる側の負担も考えろ！」
「・・・・最中は悦んでたくせに・・」
「うっ・・・・うるさいっ！」

離れようにも腰が立たないので動けない。

「・・・ごめんな、松浦」
「・・・フン」

結局動けないのでそのまま本多に抱きついた。
このまま朝が来なければいいのに・・・
一晩中ずっと、もっとこのままでいれたらいいのに・・・


そして別れは、何時間後かに訪れた。

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途中から松浦視点。
続きはご想像にお任せしますｗｗ