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鬼畜眼鏡(本松、克御、御克、克克)と逆転裁判(御成、矢冥etc)を中心に活動するSSと絵サイトです。
Posted by - 2024.04.29,Mon
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Posted by 氷魚 - 2008.12.24,Wed

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これwwwwww
これはwwwww
権 藤 総 受 企 画 だそうですw
もうなんかきちめがってすごいね・・・うん・・・
相当濃いので見る方は自己責任で・・・←


メガミドSS書いちゃったよ




・ビジネス

「なぁ・・・佐伯」

名を呼ばれ、背後から私を抱き締めていた佐伯の手に力がこもる。

「なんだ?」
「なんでクリスマスイブなのに仕事がないんだ?」

さっきからずっと考えていたことをやっと述べられた。
時刻は11時。もう昼前で、普段なら仕事がかなり立て込んでいる時間だ。
そんな時に二人して自宅にこもっているというのもさすがに気味が悪い。
だが佐伯はその問いに答えることなくにっこりと口の端をつり上げるだけだ。

「・・・気味が悪いぞ」
「いいじゃないか。仕事は下の奴らがやってくれてる。」

そういって佐伯はまたにっこりと微笑んだ。だがそれは不安を広げるだけだった。

「何を企んでる!下の者に任せて何かあったらどうするんだ!」

思わずその場から立ち上がってしまい、反動で佐伯がよろけ壁に頭を打ち、カシャンという音をたて眼鏡が床に落ちた。
前髪で下を向いている佐伯の顔が隠れて表情が分からない。

「あ・・・、すまない。・・・・・・佐伯?」
「・・・?誰・・・?」

その声はいつもの覇気のある力強い声とはまるで違っていた。
顔をあげた佐伯は、初めて会った時の女々しさを含むおどついた表情でこちらを見ていた。

「は・・・?佐伯・・・?」
「あれ・・・?ここ・・・」

もしかして、眼鏡をはずしたからか     
いや、眼鏡をはずしても性格はもう変わらないはずだ。
だが試さないことにはわからないな・・・。

考えを巡らせていると、佐伯自ら眼鏡を手に取りそれをかけていた。
だが、戻らない――――――。

「さ、佐伯、どうしたんだ?」

キョトンとしている佐伯は何も答えようとしない。
それにまるで私のことを知らないような視線を向けてくる。

「誰・・・ですか」

その瞳は徐々に警戒へと変わっていった。

「佐伯?私だ、御堂だぞ。」
「知らない・・・誰・・・?」

眼鏡をかけても奴は元に戻らない。警戒の視線を俺に向けてくるだけだ。
ますますわからない。

「もしかして・・・記憶が?」

さっき頭を打った時か?
信じられない。記憶喪失など本当になるものなのか。
とりあえず記憶をもどさないと・・・。

「君は佐伯克哉だ。わかるか?」
「え・・・あ、はい。」
「私のことはわからないんだな?」
「・・・」
「君と私は、二人で新会社を立ち上げたんだ。で、このマンションを買い同居している。」
「マンション!?それに同居って・・・」

しまった。同居してるなんて言ったら私の口からどういう関係かを言わなきゃいけないじゃないか。

「いや、その、だな・・・。」
「なんで同居なんですか・・・」
「その・・・私たちは、こ・・・・恋人同士、なんだ」

途端に佐伯が身構える。

「やっぱり変な人・・・!!」

あぁ・・・やっぱりな。と、ため息をつく。

わからない・・・。どうすればいいんだ。
とてつもない不安感に胸が押しつぶされそうになる。
このままもどらなかったらどうする。

「・・・佐伯・・・っ」

もう一度その名を呟いた時、どうしようもない苦しさが押し込めてきた。
指が震え、ぽろぽろと情けなく涙を流すと、私を見上げていた佐伯が急に立ち上がり抱きしめてきた。

「・・・!?佐伯・・・?記憶が・・・?」
「・・・記憶喪失になんてなってるわけないだろ。泣くなよ・・・」

こいつ・・・私をだましたのか。

「な・・・っ、私がどれだけ・・・」
「どれだけ・・・?」
「・・・っ!」

―――私が、どれだけ心配したか―――。

何もかもを見透かしたような笑みを浮かべ嘲笑されたが、その顔にはまだ覇気がなかった。
うっすら汗もにじんでいる。

「み・・・どう・・・・」

いきなり耳元で名前を囁かれ、体が震える。
だが佐伯はどうもそういうつもりで言ったのではないらしい。
そのまま佐伯は倒れこむように私の肩に顔をうずめてきた。



「全く・・・過労で倒れるなんてお前らしくないぞ。」

濡れたタオルを絞りながらぶつぶつと文句を言うと、少しは落ち着いたらしい佐伯が私をみて笑った。
その笑顔はどこか満足しているようにも見える。

「いいじゃないか。お前のために仕事を早めに終わらせていたんだからな」
「・・・最近お前が忙しかったのは今日と明日を空けるためだったのか」
「あぁ」

胸中に広がる幸福感を隠すように溜息を落とす。
だが佐伯はそんな事気にも留めずに、唇を耳元に寄せた。

”夜までには全快するさ”

その後私がどうなったかは、言うまでもないだろうな――――。







あばっばばばば
全然クリスマス感なくてサーセンorz;;;
なんかメガミドのクリスマスって仕事で忙しそうなイメージだったから・・・

まぁ眼鏡がこの二日間を空けるために仕事しまくって過労で倒れちゃったって感じですね。
ちなみに記憶喪失は眼鏡の演技です。なんかあんまり意味ないですね・・・(
みどたんが泣いちゃったのでネタばらししたみたいなw

とりあえずめりくりー!!
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プロフィール
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氷魚
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女性
職業:
ぐーたら会社員
趣味:
お絵かき・らくがき・言葉遊び
自己紹介:
↑眼鏡っぽいスーツが無かったorz

氷魚って書いて「ひお」
一体あと何回改名すれば気が済むの!
土日はお休み。
割とマイナーCP萌え。
最近は鬼畜眼鏡の松浦と眼鏡受けにハァハァ
とりあえず栄口は俺の嫁。

はじめに
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