またまたホンメガ。
本多視点。前編はあんまりエロくない
後編は近日うpする予定です。金曜あたりにはあげたいな。
@熟、熱、転がる柘榴
克哉が、おかしい。
一見何ら変わりないように見えるが、動きに切れがない。
心成しかぐったりしてるような気もする。
パソコンに向かって眉を顰めている克哉を見ながらそんなこと思った。
自分はよほどじっと見つめていたらしい。
克哉がのろのろとした動きでこちらに向かってきた。
「ん」
手を軽く広げると、克哉は足りなかったパズルのピースを嵌めるかのようにすっぽりと俺の腕の中に入ってきた。
「うー、面倒くさい・・・体がダルい・・」
「・・・!」
しがみ付く様に背に手を回して顔を摺り寄せてくる克哉は可愛いが、
今はそれどころではなかった。克哉から伝わる熱がいつもより熱い。
とっさに克哉の額に手をやると、やはり。
「克哉・・!熱あるじゃねえか!」
「・・・そうか・・?」
克哉が呟いた直後に、とさ、と音をたてて体ごともたれ掛かってきた。
息が上がり、かなりヤバそうだ。
「おい、克哉?」
身を起こし克哉を抱えあげると、急いで寝室へと運ぶ。
その間にも克哉の体温が上がる。
衝撃を与えないようにそっとベッドに寝かせ、とりあえず水とタオルを用意すべく台所に向かった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
「38.1・・・」
ぼそっと呟いた克哉が体温計をこちらに手渡す。
(・・・・改めてみると結構アレだな。
なんつーか・・・エ、エロい?
目とか潤んでるし・・・
顔赤いし息上がってるし)
って!そうじゃなくて。
「大丈夫か?なんか食うか?」
「いや・・・いい」
そう言って克哉はまた頭を枕に沈めた。
が、俺を見るなり口角をあげる。
「・・・今なら、俺を抱けるな。本多」
「え」
唐突に雰囲気に合わない発言・・・いや、雰囲気ががらりと変わるような発言が耳に入る。
一方、克哉はニヤニヤと俺を見上げている。
「お前・・自分がどんな顔して言ってるのかわかってんのか?」
「ほう?どんな顔をしてるんだ、俺は?」
まだ挑発するのか。
「俺は病人を襲う趣味はないからな。お前と違って」
「そうか。・・・じゃあ俺が襲ってやるよ」
「え・・・、んっ・・・!?」
首には腕が回され、唇は押しつけるように絡まっていた。
(な・・・なんだ・・・!?)
いきなりすぎるその行動を怪訝に思いながらも、
目を閉じて唇を貪る克哉を見下ろす。
(わ・・・やべぇ・・・!!)
頬が僅かに紅潮し、熱とキスで唇がふさがっているため息が上がっている。
「んぅ・・・ん・・」
鼻にかかったような声が克哉から漏れる。無意識に出ているらしい。
「はっ・・・かつ、や・・本当にいいのか?」
唇を離し問うと、克哉の舌が一瞬追う様についてきて少し動揺する。
「ん・・・本多・・」
それが合図だった。
俺の中で何かがぶつん、と弾けた音がした。
続きますw
本多視点だと表現がゆるくなるので楽でry
タイトルからして展開が読める・・・w
ていうかただ眼鏡に襲い受けしてもらいたかっただけです。(ひどい
後編うpしたらミドメガも書きたいな・・・
SxSはムズイので甘いエロなし・・・か
エロ入ると長くなるからな・・