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鬼畜眼鏡(本松、克御、御克、克克)と逆転裁判(御成、矢冥etc)を中心に活動するSSと絵サイトです。
Posted by - 2024.04.30,Tue
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Posted by 氷魚 - 2009.04.02,Thu
非公式に飢えた結果がこれだよ!

追記に本メガSS※エロス注意









やたら長いです。





力技はフェアなのか?

(しつこい・・・)
本多はいつものように「勝負」を仕掛けてきた。
面倒くさい、と盛大な溜息をつき、仕方なく左手を出す。
このまま放っておくと、本当に俺を襲いかねない。

「ふっふっふ・・・今日の勝負は一味違うぞ克哉っ!!」
「いいから、さっさとしろ」

また溜息をついて先を促すと、本多はまた余計に
不敵な笑みを浮かべる。・・・煩わしい。

あぁもう面倒だ。

「勝負なんてしなくてもお前が力ずくで俺を押し倒せば俺を犯れるだろう」
「え・・・だってよ、そんな事したらお前が嫌がるじゃねえか」
「俺を犯るならそれくらいの覚悟も必要だろ」
「か・・・・克哉・・・いいのか?」

今までの「佐伯克哉」と心身ともに融合してしまったからか、
自分が下になるとどうなるのか、それはよくわかっていた。
その事もあり、自分は絶対に本多よりも上の位置についていたい。
もちろん、今もそうだ。そんな痴態をさらすくらいなら、
少々強引でも自分は上でいたい。

「なあ、克哉・・・い、いいんだよな」
「・・・さっきのは別に犯っていいといった訳じゃ・・・っ」

鼻息荒くにじり寄ってきた男は、俺の断りも聞かず
その馬鹿でかい図体で本当に俺を押し倒してきた。

「いっ・・・痛い!重い!どけ!」
「嫌だ」

即答された。
(こいつ・・・本気か?)
柄にもなく体が一瞬だけ恐怖に震える。
本多はその様子に気付いたのか、抵抗する俺の体を
力強く、その逞しい腕で抱きしめてきた。
俺の不安を和らげるためか、それとも逃がすまいとしているのか。
一瞬動きが止まった隙に、少しだけ前がはだけていたシャツの隙間に手を入れられていた。
赤く色づいた突起を指の腹で軽く回され、甘い電撃が体に走る。

「っ・・・あっ・・・!」

思わず甲高い声をあげてしまい、羞恥で自分の口を手で塞ぐ。
胸を軽く触られただけだというのに甘い声を出してしまう
自分が情けなくて、空いていたもう片方の腕を目元に押し付けた。
本多はそんな俺を見てわざとやっているのか、胸の突起を強く責め始めた。

「・・・っん・・・ふぅっ・・・ぁ」

口を塞いでいれば幸い喘ぎは出なくて済むが、息が出来ない為
今度は鼻から喘ぎのような息が漏れてしまう。
こんな声、出したくない。聞かせたくもない。
目をぎゅっと瞑り、近くにあったクッションで顔全体を隠した。

「克哉・・・隠すなよ」
「いやだ・・・こんな姿を晒すくらいなら死んだ方がましだ・・・」

本多が俺の足を押さえつけている為、逃げられない。
この体格差が憎らしい。
抱かれるしかないのだと悟った時、自分が今まで上だった事を
初めて後悔した。最初から下だったらこんな状況には・・・

「・・・っ!んぅ・・・・っ」
「っふ・・・・・克哉・・・見せてくれよ」

いきなりクッションを引き剥がされたと思ったら、乱暴に口を塞がれた。
本多なりに焦っているのだろう。俺の顔を確認する事無く口を重ねていた。
今ならまだ顔を隠せる。さっきのクッションを手探りで探した所、
目的の物は本多が手の届かない場所まで投げ飛ばしていた。
(最悪だ・・・)
抱かれるしかないのだ。もう一度それを悟った。
仕方なく唇を軽く開き、すぐに入ってきた本多の舌を受け入れた。
押さえつけられているからか、それとも自分が下にいるからか。
呼吸がまともにできず、酸素を求めて本多の唇を舌で押しのける。
だが、本多はそれを許してくれない。

「はっ・・んむぅ・・・っ、ほん・・・・・くる・・・っし・・」

呼吸が出来ないからか、言いたい事は言葉にならずに消える。
それをわかっていて、本多は俺に余裕を与えないのだ。
(・・・・仕方ない)
本多に分かる様に声をあげた。

「い・・・い、からっ・・・抱・・・・・いてっ、いぃ、から・・っ!」
「え・・・いいのか!?克哉っ」

正直俺にも余裕がない。
口を塞がれ、紅潮した突起を弄られ、不本意ではあるが
興奮している自身のそれを否定する事はできない。
そして、やっと本多から唇を離され求めていた酸素が肺に渡る。
漏れた唾液を拭う力もなく、懸命に息を整えていた。

「か・・・・克哉・・・!す、すげぇ・・・」
「はっ・・・・、はぁ・・・?」
「エ・・・エロい・・・」

目に焼き付けるかのように、本多は俺をまじまじと見る。
潤んだ瞳。
息が上がり、ほんのりと赤くなっている体。
熱を秘めた突起。

「・・・そんなに見るな。馬鹿」

いたたまれなくなって目を逸らす。
抱かれる側がこんな恥ずかしいとは思っていなかった。
気が済んだのか、本多は俺の首に顔をうずめてきた。

「あ・・・っ」

また鼻にかかったような声を出してしまい、思わず口を塞ごうとした。
だがその手はすぐに本多に掴まれる。

「・・・声ぐらい、聞かなくたっていいだろ」
「聞きたいんだよ。お前の声」

首筋から離れた唇は、次に鎖骨、肩、胸と、次々俺の体に朱を散らしていく。
その度に体が揺れて、喘ぎが漏れる。
(なんかこの状況って俺が負けてるみたいだな・・・)
なんとなく悔しかったので、手を伸ばし本多の欲の塊に触れる。
案の定そこは固く張りつめていた。

「う・・・克哉・・・」
「興奮・・・してるのか・・ッ?俺のこんな姿を見て・・・」

いつものようにチャックを下ろし、直接それに触れると本多は身を震わせた。
本多は少々強気になっている。位置的には俺が下でも、態度は上のままでいたい。
・・・が。

「あぁっ・・・・!!」

せめてもの願いは自身の塊を本多に掴まれた事によって打ち砕かれた。
熱を帯びていたものの触れられなかったそれはもう充分に勃ち上がっていた。
下という慣れない状況で情けなく興奮していた自身は、軽く扱いただけでイキそうな程張りつめていた。

「ぁ・・・ん、ふぅ・・・っ、やめ・・・・」

それを分かっていてか、本多は先端にしか触れない。
本多の指を少しでも下にずらしたくて、腰を揺すった。
焦らされるのは嫌いだ。
その姿に煽られたのか、本多はすぐに俺のを扱いてきた。

「あっ・・、ぅぁあっ、や・・・ほんっ、だっ・・イ・・・くっ」
「イけよ・・・克哉」
「ぁ、あぁぁっ・・・!!」

より一層激しく扱かれ、あっという間に絶頂へ達した。
白濁した精液が覆いかぶさるように俺を押し倒していた本多にかかる。

「やっとわかったか?俺の気持ち・・・」
「はぁっ・・・・はっ・・、うるさ・・・」

余韻に浸り震えている体を本多に抱きしめられた。

「俺・・・もう余裕、ない・・・ぞ」
「あれ、使うか・・・?」

本多が指さした先にあるのはいつも俺が使っているローションだった。
何をいまさら馬鹿な事を聞くんだとでも言おうとしたが、その言葉はぐっと飲み込んで消した。

「あ・・・当たり前だろう。お前のその巨大なのが何もなしに入ったら間違いなく裂ける」
「・・・」

本多は黙り込んだ。何か考えているらしい。
どうせロクでもない事なんだろうが・・・・。
(ただでさえこっちは息が上がって今にも泣き出しそうなんだ、さっさと済ませて欲しい)

「・・・おい?」
「へっ、・・・あ、わりい」
「・・・・・何を考えていたんだ?」

そばの棚にあったローションを自ら手に取りながら問う。

「・・・・や、なんか、今でも信じられなくて・・・」
「・・・・・・・フン」

手の温度で暖まった小さな袋に入っているローションの封を切って、本多に手を出すよう促した。
粘り気の強い液体を慣れた手つきで本多の手に絡ませる。
・・・ここからは俺のする事は何もないな。

「ほら、本多。あとはお前の好きなようにしろ」
「あ、あぁ・・・」

今まで一度も本多に上をやらせた事はなかったため、本多は緊張した面持ちで
その指を俺の尻に持って行く。

「うぁぁっ・・・んふぅ・・・っ」

アイスブルーの瞳が揺れる。
それは快感からだろうか、それとも苦痛からか?
そんな事はどうでもよかった。
本多の指が、俺の中を掻き乱す。
存分にローションを塗りたくり、次に本多は滾った自身を尻に押し当てた。

「あ・・・・ほん・・・っ」
「か・・・克哉・・・っ!」

先端が当てられた瞬間、何かが体を駆け抜けた。
(嫌だ・・・っ、怖い、怖い・・・っ)
とたんに体が震え、目から涙が滲み出てくる。
――――情けない。
結局覚悟できていなかったのは俺の方だ。
抱かれる事から逃げて、愛する相手を攻め立てて満足して。
弱かったのは俺だった。
いざこういう場面になると年甲斐なく涙を零して。
馬鹿みたいだ・・・。何をやっているんだ、俺は・・・。

「か・・・克哉・・・無理すんなよ?」

突然泣き出した俺を見て動揺したのか、本多の瞳が不安げに揺れる。
腰を退こうとした本多を、震える手で押さえた。

「だ・・・大丈夫、だ。大丈夫だから・・・」

自分でも悲しいほど説得力は皆無に等しく、止まらない涙を必死で拭う。

「本多・・・、この、チャンスを逃せば、俺を抱ける日、は、ないぞ・・・?」

しゃくりあげながら言うと、本多の体がぴくりと動いた。
(迷ってる・・・)
揺らぐ瞳は、迷いをはっきりと示していた。

「ここまでしたんだから・・・今更止めるとは、言わせない」

軽く畳み込んで、今だ震えが止まらない手をそっと本多の頬にやった。
少し上気した頬の体温が心地いい。
ぐいっと手を引き、近付いた本多の唇に、自分の唇を重ねる。
下を出して唇を割り、歯列をなぞる。

「んっ・・・ふぅ・・・っ」

最初は嫌で仕方なかった自分の喘ぎも、慣れて他人のものにさえ聞こえる。

「・・・っふ・・・・おま、唇も、震えてる・・・」
「うる、さい・・・馬鹿・・・」

糸を引く唇を名残惜しそうに離し、もう大丈夫だ、と本多に告げる。
実際全然大丈夫ではないが、ずっとこの状況では別の意味で居た堪れなくなる。
そっと笑顔を見せてやると、本多は安心したように表情を緩める。

「克哉・・・いくぞ?」
「・・・あぁ」

本多の首に腕をまわして、挿入を待つ。
もう一度あてがった際、先ほどまでの恐怖はなかった。

「ぅ・・くっ・・・・」

痛い。
痛い痛い痛い!!

「克哉・・・大丈夫か?」
「だ、大丈夫な訳ないだろっ!!」

一喝すると、本多はなぜかにいっと歯を出して笑った。
良かった、いつもの克哉だ。そう言って本多は腰を動かし始めた。

「ばっ・・・うご、くな・・・っ」

ローションの助けもあってか、ある程度なめらかに動けてはいるが。
なんだこれは。苦痛以外の何物でもない・・・・・・・・が・・・

「っあぁ!!・・ふぅ・・・っく・・」
「克哉ン中やべぇ・・・き、キツ・・・・っ!」

一瞬、一番いい所を掠めた為喘ぎを漏らしてしまった。
本多は夢中で腰を揺すっているので、気が付いていない。
そしてまた、いい所を掠める。

「あ・・・っ、ほんだぁっ・・・っ!そ、こ・・・」

ぐちゅぐちゅと厭らしい音が耳に響く。
一度受け入れてしまえば、あとは体が素直に反応する。
自分の体の敏感さをこれほどまでに恨んだ事はない。

「克哉・・・ここ、か?・・・っく」
「ひぅぁ・・・・っ!あぁっ、ん、い・・・ぁっ・・・」

ずん、といきなり突き上げられ、艶めかしい声が一気に零れる。
信じられない。これは本当に自分の声なのだろうか。
何かがせりあがってくる様な感覚が体を走り抜け、脳髄までも快感で満たす。
―――もう、何も考えられない・・・。
そして自らの体内を犯しているモノが震え、それとほぼ同時に自身の中心も弾んで精を吐き出した。

 


―――――――――――――――――――――――――


「ぅ~ん・・・眩しい・・・」

カーテンから朝日が差し込み、思わず目を細めた。
隣には、克哉がいる。

情事を何度も行いそのまま眠りについてしまったおかげで、シーツやら互いの体やらが
まだ湿っている白濁や乾いた液体でぐちゃぐちゃになっていた。
(でもまさか克哉があんなに感じるとは思ってもなかったよな・・・)
思わず顔を緩めると、不機嫌そうな声色で愛しい恋人が起き上がる。

「なに笑ってんだ・・・気色悪い」
「おはよ。・・・へへ。あん時の克哉は可愛かったなー」

わざと声に出して言うと、克哉は顔を・・・耳まで真っ赤にして怒った。

「ばっ・・・、その事はもう忘れろ!」
「挿れる前は震えて泣いてたくせに、挿れたら挿れたで喘ぎまくるしー♪」
「本多っ!」

思わず声を上げた克哉は、衝撃で腰が痛んだのか、苦痛に顔を歪めた。

「痛ッ・・・!」
「あ・・・克哉、大丈夫か?」
「ったく、お前はやりすぎなんだ・・・っ」
「だってよー、我慢、できなかったし・・・」

馬鹿、と呟いて克哉はそっぽを向いた。
普段とは少し違うその仕草が言葉にならないほど可愛い。

「でよ・・・。克哉」
「・・・なんだ」
「これからは、どうする?」

要するに、今後上になるのはどっちか。
克哉はぼーっとしてるのか何か考えてるのか、
良く分からない眼差しで虚空を見つめている。

「・・・お前が決めろ」

ぼそっと克哉が言った。
顔を赤くしながら。
夢・・・・・・・じゃないよな。

「じゃ・・・いい、のか?」

そっぽを向いていた克哉が、こっちへ振り返り、唇を重ねた。
暗黙の了承。克哉は真っ赤になって布団を被り直した。
その仕草が可愛くて、それで、嬉しくて。

―――愛してる。

布団越しに克哉がそう呟いた。了承は得た。それも、2度も。

覚悟しとけよ?―――克哉。

 

end


わあああああああああああああああああああああああああ
はずかし・・・・!
メガホンルートでついうっかり発情して衝動で・・・
書いちゃい、ました・・・・・・・orz
しかもものすごいノリノリでw
ここまで長いSSって初めてじゃねとか思った。
初の本メガSS・・・どっぷり浸かっちゃいそうで危険です。

 

 

 


 

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Comments
無題
初見です。
ホンメガめっちゃ萌えました!私はRやる前までメガミド一途で、メガホンにあまり期待してなかったのですが、痴話喧嘩と風呂スチルにかなり・・もだえました。。しかもgoodEDの最後に眼鏡が「下になってもいいか」みたいに言ってましたね^^眼鏡受けも公式になればいいのにと思います。。
Posted by saki - 2009.04.04,Sat 13:18:56 / Edit
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氷魚
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職業:
ぐーたら会社員
趣味:
お絵かき・らくがき・言葉遊び
自己紹介:
↑眼鏡っぽいスーツが無かったorz

氷魚って書いて「ひお」
一体あと何回改名すれば気が済むの!
土日はお休み。
割とマイナーCP萌え。
最近は鬼畜眼鏡の松浦と眼鏡受けにハァハァ
とりあえず栄口は俺の嫁。

はじめに
バナーはここに置いてあります。
リンクフリーなのでお気に召した方はどうぞヾ(゚Д゚)シ




気が向いたらぽちっと!
拍手のお礼は鬼畜眼鏡の皆さんがしてくれるようです。

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